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2026/10/19

犬の「呼吸がおかしい」考えられる病気6選 危険な状態かどうかを判断する方法とは?

犬の「呼吸がおかしい」考えられる病気6選

犬の『呼吸がおかしい』考えられる病気6選 危険な状態かどうかを判断する方法とは?

犬の呼吸が早い、荒い原因は、心臓や肺、気管などの病気だけでなく、暑さや痛み、発熱などさまざまです。ここでは犬の呼吸がおかしい時に考えられる代表的な病気を紹介します。

1.心臓病

犬の心臓病は、病気の進行に伴い呼吸数が増える症例もあります。特に「寝ているのに呼吸が早い」「安静にしていてもハァハァ荒い呼吸を繰り返す」「咳が出る」「散歩ですぐ疲れる」といった異変には注意が必要です。

心臓病が進行すると、肺に水がたまる『肺水腫』を引き起こして呼吸困難につながることもあるので、初期症状を見逃さないようにしましょう。

2.肺水腫

肺水腫は、肺に水分が溜まることで、酸素をうまく取り込めなくなる状態を指します。呼吸が今までよりも明らかに早くなったり、胸やお腹を大きく動かして苦しそうに呼吸したりする様子が見られたら注意してください。

また、横になれず、座ったまま呼吸する「起座呼吸」が見られる症例もあり、この場合は緊急性の高い状態です。様子を見ずに、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

3.気管虚脱

犬の『呼吸がおかしい』考えられる病気6選 危険な状態かどうかを判断する方法とは?

気管虚脱は、気管がつぶれることで空気が通りにくくなる病気です。犬の場合は「ガーガー」「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった異常な呼吸音や、乾いた咳が見られます。

暑さや興奮などをきっかけに症状が悪化することもあるため、普段から呼吸音や咳の有無をチェックしておきましょう。

4.肺炎

肺に炎症が起こる肺炎を発症すると、呼吸が早くなったり荒くなるといった症状が現れることもあります。咳や発熱、元気・食欲の低下などを伴うこともあるので見逃さないようにしましょう。

また、呼吸状態が悪化すると酸素不足につながる恐れもあるため、呼吸の異変が続く場合は動物病院で診察してもらうと安心です。

5.短頭種気道症候群

犬の『呼吸がおかしい』考えられる病気6選 危険な状態かどうかを判断する方法とは?

パグやフレンチブルドッグ、シーズーなど、鼻が短い短頭犬種では、気道の構造上、呼吸しにくくなることがあります。

普段からいびきや呼吸音が大きい犬でも、「いつものこと」と思い込まず、呼吸がいつもより荒い、苦しそうなどの変化がないか確認しましょう。重度になると呼吸困難につながることもあるので注意してください。

6.胸水・気胸など胸の病気

肺の周囲に液体がたまる「胸水」や、胸腔内に空気がたまる「気胸」などでも、呼吸が苦しくなることがあります。

突然呼吸がおかしくなった場合や、明らかに苦しそうな呼吸を繰り返す場合には、早急な診察が必要になることもあるでしょう。

️犬の呼吸の正常値は?危険な状態か判断するポイント

犬の『呼吸がおかしい』考えられる病気6選 危険な状態かどうかを判断する方法とは?

「犬の呼吸がおかしい」と感じたときは、まず安静時の呼吸数を確認してください。

一般的に、健康な犬の安静時呼吸数は、1分間に10~30回程度が目安とされています。測るときは、犬が寝ているときやリラックスしているときを狙い、胸やお腹が上がって下がる状態を1回として数えます。

ただし、必ずしもこの数値に当てはまらなければ異常というわけではありません。呼吸数の異常はひとつの目安として考えましょう。

また、呼吸数以外にも、以下のような様子が見られる場合は注意が必要です。

・安静にしているのに呼吸が早い、荒い

・寝ているのにハァハァしている

・胸やお腹を大きく動かして呼吸している

・口を開けて苦しそうに呼吸している

・ヒューヒュー、ゼーゼーなど普段と違う音がする

・横になれず、座ったまま呼吸している

・歯ぐきや舌が青紫色、白っぽい

・ぐったりしている、意識がもうろうとしている

特に舌や歯ぐきが青紫色になっている(チアノーゼ)、呼吸が明らかに苦しそう、ぐったりしているといった場合は、一刻を争う非常に危険な状態です。様子を見ようとせず、すぐに動物病院へ連絡しましょう。

また、呼吸数が一時的に正常へ戻ったとしても、異常な呼吸が見られた場合は自己判断せず、念のため獣医師に相談することをおすすめします。

️まとめ

犬の『呼吸がおかしい』考えられる病気6選 危険な状態かどうかを判断する方法とは?

犬の呼吸が早い・荒い、安静にしているのに呼吸数が多い、ヒューヒューと音がするなどの異変には、心臓病や肺水腫、気管虚脱、肺炎などさまざまな病気が考えられます。

まずは愛犬が落ち着いているときの呼吸数を確認し、いつもの状態と比較してみましょう。心配なときは、早めに動物病院へ相談してください。