カシェットどうぶつ病院

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2025/11/22

【病気解説】⑦ ネギ中毒

犬・猫のネギ中毒の病態

ネギ中毒はネギ、タマネギ、ニンニクなどのネギ属を摂取することで起こる中毒です。

ネギ中毒は摂取した食品が過熱調理や乾燥加工されていたとしても発症します。

これらの植物を摂取すると、赤血球に影響を及ぼし貧血や消化器症状を起こす可能性があります。どのくらいの量を食べて症状が出るかは、その動物の感受性によります。

犬・猫のネギ中毒の症状

ネギ中毒の症状は原因食品を摂取して1日から数日で現れます。嘔吐、軟便、下痢、腹部痛、食欲低下、活動性低下などは初期に観察される症状です。

貧血が生じ進行すると、粘膜蒼白、虚脱、痙攣、呼吸数や心拍数の増加、黄疸、赤色あるいは褐色尿の排泄などがみられるようになります。

重篤化したケースでは、適切な治療がなされなければ死亡することもあります。2週程度で異常所見は正常化することが見込まれています。

犬・猫のネギ中毒の診断

主に問診や身体検査、血液検査で診断します。

犬・猫のネギ中毒の治療

ネギを食べていることが明らかであり摂取から数時間以内の場合は、催吐処置をして胃の中からできる限り除去します。

または活性炭を内服して、消化管からの吸収を阻害します。ネギ中毒を発症している場合には、輸液や投薬などの対症治療も行います。